Anywhen by Philippe Parreno

Tate Modern イギリス、ロンドン 2017

世界的アーティストPhilippe Parreno による光と音の絶え間ない変化をモチーフとした作品「Anywhen」がイギリス・ロンドンのテート・モダンにて発表されます。

「Hyundai Commission 2016: Philippe Parreno」の一環として、Kvadrat Soft Cells とのサイト・スペシフィックな作品の制作に携わりました。

Kvadrat Soft Cells とのコラボレーションを通じ、Parreno は 美術館内の Turbine Hall にて19個の音響スクリーンからなるインスタレーションを考案しました。ホールの天井から吊るされたスクリーンは特別な技術を用いた動力装置により、上下運動を繰り返します。Soft Cell のパネルは本企画の趣旨に応えるべく再設計され、インスタレーションの一部を成す3つの16m x 2.5mの Soft Cells パネルは本作のために特別に制作され、会場にて組み立てられました。

Philippe Parreno

Philippe Parreno は数々の世界的な美術館で作品を展示しているほか、「H{N}Y P N(Y)OSIS」(アメリカ、ニューヨーク、2015年)、シンケル・パビリオン(ドイツ、ベルリン、2014年)、パレ・ド・トーキョー(フランス、パリ、2013年)、現代美術館「ガレージ」(ロシア、モスクワ、2013年)、バイエラー財団(スイス、リーエン、2012年)、サーペンタインギャラリー(イタリア、ロンドン、2010年)、ポンピドゥー・センター(フランス、パリ、2009年)で個展を開催しています。さらに、リヨン・ビエンナーレ(1991年、1997年、2003年、2005年)や、ヴェネチア・ビエンナーレ(1993年、1995年、2003年、2007年、2009年、2011年、2015年)に参加しています。また、LUMA財団での 「Solaris Chronicles」 や、マンチェスター・インターナショナル・フェスティバルでの 「Arles」(2014年) や「Il Tempo Del Postino」(2007年)等、数々の展示会の共同キュレーターを務めています。2012年にはフィラデルフィア美術館で上演された「Dancing around the Bride」で演出を務め、 ロンドンのバービカン・センターでも上演されました(2013年)。