Chiron - Adelita Husni-Bey
ニューヨークシティ、2019 年
Adelita Husni Bey( 1985 年イタリア・ミラノ生まれ)のアメリカでの初個展「Chiron」は、ニューヨークで国外退去に直面する不法移民やその家族を無料で法的に弁護する組織 UnLocal で働く弁護士らに焦点を当てた映画です。
さらに、1882 年 - 2017 年の移民法の抜粋を散りばめた 26 枚のテキスタイル製のバナーが大型のインスタレーション Chiron を構成します。 Kvadrat の Frost を反射性のある糸を使って特殊開発することで、鑑賞者が映像に向かって歩きながら通過できる、幽玄で立体的なセッティングが誕生しました。 コラボレーションは Kvadrat と New Museum の 3 年間のパートナーシップにおける二弾目の作品です。
Husni-Bey は非競争的な教育モデルを活用してワークショップの主催、発行物・ラジオ放送・アーカイブの制作を行い、それらをベースにエキシビションや映像作りを展開しています。 Chiron では最新作の上映を含む、自身の主要作品を盛り込んだインスタレーションを制作しました。
Njusja de Gier - Kvadrat マーケティング担当シニアバイスプレジデント: 「New Museum との 3 年間のパートナーシップがスタートしたときは、特定のサイトのための作品制作にテキスタイルを取り入れることをアーティストたちに奨励することが狙いでした。
パートナーシップの 2 つ目のプロジェクトとなった Chiron では、才能豊かな Adelita Husni-Bey と緊密に協力し、彼女の作品を新しいオーディエンスに紹介する機会を得ました。 鑑賞者はインスタレーションの Chiron で、1882 年 - 2017 年の移民法の抜粋を散りばめた 26 枚のバナーが作り上げる幽玄で立体的な空間に浸ることができます。 映像とインスタレーションにテキスタイルを取り入れて、移民の歴史に関する力強いコメンタリーを生み出した傑作です」