デザイナーのÅsa Pärsonは織物のマスターでもあり、本質的に必要な要素だけを残すアプローチで、テキスタイルをデザインしています。彼女のデザインは、固定された構造を好む彼女の好みを反映し、クリーンでシンプル、そして時代を超越した表現を持っています。 

 

彼女は当初、Borås（ボロース）にある「Swedish School of Textiles」で学び、Stockholm（ストックホルム）の「Konstfack（University College of Arts, Crafts and Design）」を卒業しています。しかし、Åsa Pärsonは、世界中の織物に関する道具や技術についての実践と研究を続けています。Florence（フィレンツェ）の「Fondazione Arte Della Seta Lisio」でジャカード織りを学び、伝統的な織り方や生産技術を守り続け、日本で染色の技法も学びました。 

 

Åsa Pärsonの作品は2021年にスウェーデンのVandalorum（ベーナムー）で、北欧のデザイナーにとっての旅の重要性をテーマに開催された「Travel as a tool」展で、重要な役割を果たしました。さらに、彼女の本「Fabricate」（2017年）と「Yoroke」（2021年）は、いずれも「Swedish Art Book」を受賞しています。