Karina Nielsen Rios
Karina Nielsen Rios は、Danish Design School、Philadelphia College of Textiles and Science、Jette Nevers のテキスタイルスタジオ、Skals Håndarbejdsseminarium(VIA University College)で繊細な織物とテキスタイルデザインを学びました。 制作過程では、自らの優れた美的知識とクラフツマンシップに、ハイテク素材や最新のテキスタイル開発への斬新な好奇心を融合させます。 中でも、ステンレス鋼、再生プラスチック、紙などの素材を織りに取り入れています。 Karina Nielsen Rios は、洗練されたクールな北欧スタイルを得意とし、手作業においても、工業的プロセスにおいても、ディテールや織りの技術的側面に細心の注意を払います。
2007 年、彼女はデンマーク芸術庁から 3 年間のワーキンググラントを取得しました。 この間、ペルーと日本でガーゼ織り、レノ織り、綟り織りの技法について深く学びました。
2008 年、Karina Nielsen Rios のコレクションは、ドイツ・ケルンの Orgatec Fair で Kvadrat によって発表されました。 そのコレクションは、 Checkpoint (室内装飾用テキスタイル)、 Zeze と Yoyo (カーテン)、 Toto (スクリーンファブリック)から構成されます。 コレクションの全てファブリックは、独特のメタリックな質感が特徴です。 Kvadrat のデザイナーとしては珍しく、Karina Nielsen Rios のコレクションは色ではなく、糸の構造や織りの組成でバリエーションを出しています。 Karina Nielsen Rios は、コレクションの制作過程で糸のねじれが織りの過程にもたらす可能性を追求しました。 Karina Nielsen Rios の作品は、複数の展示会やギャラリーで発表されています。
現在は、デンマーク・コペンハーゲンで暮らし、作品作りを行っています。