中国、鄭州
Neri&Hu Design and Research Office
プロジェクト
河南省鄭州のランドマークとなるべく設計されたLe Méridien鄭州は、ファサードの周りに長方形のフレームを積み重ねた構造の、25階建てタワービルです。Neri&Hu Design and Research Officeの設計で生まれたこの建物は、新旧の人工物のアーカイブであり、旅行者にとっても地元の人々にとっても新たな発見の場所となりました。
タワーの基部には、公的行事用の5階建ての演壇があります。これは、河南省の史跡である龍門洞窟(石灰岩の断崖に彫刻された中国の仏教美術)に着想を得て設計されました。演壇の上の階には、客室350室のほか、それぞれ異な る建築様式で設計されたレストラン3軒と、ルーフトップバー1軒を完備しています。客室のデザインは、光と闇のコントラスト探求がテーマとなっています。グレーの壁と、着色した木材の腰板で装飾された就寝スペースに対し、バスルームはガラスと白の素材で仕上げられています。
ソリューション
公共スペースには、AirのグレーのカーテンとBalderのダークブルーのカーテンが使用されています。中央吹き抜け部分のすべての家具には、Divina、Divina Melange、Haraldが使用されています。この3つのファブリックとTonicaは、クッションにも使用されています。公共のラウンジや客室にあるソファ、椅子の中には、DivinaおよびDivina Melangeが使用されているものもあります。