建築家
Space Copenhagen
場所
コペンハーゲン(デンマーク)
オープン
2016 年
インテリア
カーテンに Twilight、 Dawn 、 Noon。客室のヘッドボード、ベッドフレーム、椅子に Fiord 、パブリックスペース内の家具類に Fiord と Sunniva を使用。
外壁からカトラリー、ロビーに置かれた Egg と Swan の各チェアにいたるまで、すべてのデザインを Arne Jacobsen が手がけたことで知られる、コペンハーゲンにある SAS Blu Royal ホテル。 彼の精神を大切にしながらインテリアを現代化することを目的に改装が行われました。
1960 年開業のホテルの新たなデザインを担当したのは Space Copenhagen。 このプロジェクトでは、259 室の客室とスイートルーム、ロビー、会議室の改装、さらにレストランの新設が行われました。
カーテンには、建物の外観に合わせた色の Twilight と、遮光性のある Dawn、シアーカーテンには Noon が選ばれました。さらに、 Fiord が客室のヘッドボード、ベッドフレーム、椅子に使用されているほか、 Sunniva と共にパブリックスペースのファニチャーに採用されています。
「クオリティ、洗練されたディテール、力強くモダンなデザインを前面に出すことを目指していたため、今回のプロジェクトでカーテンと室内装飾用テキスタイルの両方に Kvadrat のテキスタイルを取り入れることは自然な選択でした。 審美性だけでなく、耐久性に優れ、長持ちするソリューションを保証することが重要でした。 また、Kvadrat はデザインや品質への情熱を映し出すだけでなく、製品やデザインに純粋でホリスティックな価値観を組み込むことに卓越した力を発揮しています」 Signe Bindslev Henriksen & Peter Bundgaard Rützou - Space Copenhagen 設立者
新たに特注された家具類と共に、Egg と Drop の各チェアをはじめとするさまざまなアイコニックデザインがホテルに再び取り入れられました。 一部の家具類はわずかにアップデートされ、特注の Swan チェアは少し高くなったベッドルームテーブルに合わせて高さが調節されました。
開業当初の特徴の多くが Space Copenhagen によって復活しました。 例えば、一階全体の床は再び大理石になり、らせん階段も再び登場。階段の手すりは革で覆われています。
改装後のロビーでは、ファニチャー類が主役です。 バーや小売りスペースを移動し、レセプション空間としての重要性を高め、宿泊客が仕事し、交流できるスペースが新たに生まれました。
温かみのある落ち着いた客室には、布張りのベッドやファニチャー、木の素材をふんだんに使用した空間が広がります。 レストランとバーはよりカジュアルな雰囲気に一新されました。 フレキシブルシーティング、Jacobsen による Mayor ソファ、Giraffe ダイニングテーブルが空間を彩ります。