Fernando Laposse

Fernando Laposse はメキシコ人デザイナーで、トウモロコシの殻、シザル、ローファーなどの天然繊維をデザインされた物や新しい建築素材に変えることに重点を置いています。

ロンドンのセントラル・セント・マーティンズ・アート・カレッジを卒業したラポッセは、彼が使う素材の源とその文化的背景に関心を持っています。たとえば、トトモックストルのプロジェクトでは、メキシコのトナホイクストラ村の農家のコミュニティと協力し、絶滅の危機にさらされている天然トウモロコシの種の殻を使用して、装飾的な壁紙や家具やデザインオブジェクトに使用するベニヤ素材を作成しました。これにより新たな雇用源が生まれ、伝統的な農業慣行が活性化しました。

このようなプロジェクトを通じて、ラポスは生物多様性の喪失、腐食、先住民権、移民、世界貿易が地元の農業に与える悪影響などの複雑な問題に光を当てようとしています。デザインは 「退屈で複雑に見えるものを簡素化できる 」と彼は言います。