Unintended Beauty by Alastair Philip Wiper

Kvadrat は、工業と科学が生み出す偶然の美を探求した、イギリス人フォトグラファー Alastair Philip Wiper による展示会「Unintended Beauty」を開催します。 Alastair らしい線やシンメトリー、色、コントラストを独自のセンスで表現し、ダークなユーモアをプラスした作品が中心で、 

展示会では、Kvadrat のテキスタイル工場から、CERN にある ATLAS 検出器の核部分で衝突する粒子線、さらに Danish Crown 社の食肉処理場の食品にいたるまで、素材生産に関連する現代的な製造施設に焦点を当てています。

 

写真:Alastair Philip Wiper 
今回の展示会は Danish Arts Foundation のサポートを受けて開催されました。

画像は普段は扉の奥に隠されてなかなか見ることのできないワークプレイスの様子を映し出すとともに、建物の何気ない美しさや見事な複雑性が見て取れます。 原子を粉砕したり、生地を作ったり、ソーセージに中身を詰めたりする、こうした機械は全て人間の共同的なイマジネーションから誕生し、私たちが抱くニーズ、欲求、狂気、そして未来へのビジョンを映し出します。

このような未来が持続可能かは、私たち人間の創造・革新の能力にかかっています。 最先端技術に関わる驚異的な創造性は、私たちのウェルビーイングに強く貢献すると同時に、地球上の生命への脅威にもなっています。 こうした審美的な写真は、デザインプロセスの核心を私たちに見せてくれるとともに、現代の生産手法や生産規模に疑問を投げかけます。

展示会は Kvadrat のコペンハーゲンショールーム を会場に、11 月 25 日から 1 月 31 日まで開催されます。

Kvadrat Showroom

Klubiensvej 22, Pakhus 48
2150 Nordhavn

Monday – Friday, 9am – 16pm