Ame by Teruhiro Yanagihara

柳原照弘がデザインしたAmeは、製品の耐久性や再利用への配慮を 備えたインテリアテキスタイルです。Ame の構造と美しさは、日本の 伝統的な繕いの技法である「刺し子」にインスピレーションを得て誕 生しました。素材は、繊維廃棄物をリサイクルしたポリエステルで織り 上げたKvadrat初となるインテリアテキスタイルです。

Inspirational images of Ame by Teruhiro Yanagihara
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純粋なバージン原料から作られたポリエステル<バージンポリエステ ル>と同レベルの性能を持ち、再生も可能なため、繊維の循環利用の 可能性が期待できます。太さの異なる2種類の糸で織られたAmeは、 刺し子を模したリズミカルなパターンを特徴としています。刺し子とは 「小さな縫い目」を意味し、日本では古来より機能的な刺繍技法の一 つとして、擦り切れた織物の補修に用いられています。ステッチ柄は、 刺し子糸と下地に対照的な2色を使うことでさらに強調されていま す。

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Textile-to-textile


リサイクルポリエステルは、テキスタイルの繊維廃棄物から作られ、バ ージンポリエステルと同等の性能を備えています。テキスタイル生産 過程で生じる廃棄物は、まず回収、分別、細断され、その後、デポリマ ー技術を使用してリサイクルされます。その後、化学物質や染料から精 製し、ポリエステルチップに再重合して糸に紡ぎます。この循環プロセ スは、繊維のライフサイクルにおける循環を実現します。。

「物を捨てることなく、手入れしながら長く美しく使いつづけるという 日本の思想は、Ameの特徴に通じるものがあると感じました。色を重 ねたり、刺し子の繊細な精度を現代の織りの技術に合わせることに重


点を置きました」柳原照弘

カラーパレットは、 平安時代の宮廷の人々が階級や季節の色合いの 変化を表現するためにさまざまな色の着物を美しく重ね合わせた技法 「かさねの色目」からインスピレーションを得ています。シルクロード を旅した時に出会った織物と技術、そしてそれらが日本の伝統的な織 物に与えた影響に関する柳原照弘の幅広い研究通してAmeの詩的な カラーパレットが誕生しました。 Ameの革新的な構造と温かみのあるデザインは、その空間で過ごす人 に明るい雰囲気を提供したいオフィスやホスピタリティ施設、プライベ ートスペースに最適です。

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