「透明性を持って共に再生する」とは、デザインやイノベーションを通じて高品質テキスタイルの限界に挑戦しながら、ポジティブな変化と責任ある事業活動の加速に取り組むKvadratのコミットメントです。
ビジョン
当社のサステナビリティ戦略は、6つの戦略的重点分野に基づいています。
各エリアには、持続可能性の取り組みをマッピングする具体的な目標を設けています。
当社のサステナビリティ戦略
Kvadratが目指すもの
脱炭素
当社は長期的な目標として、2040年までにネットゼロを目指します。この目標を達成するために、私たちは、購入した商品やサービス、上流の輸送、出張を含む、自社の全ての事業およびバリューチェーン全体から排出される二酸化炭素の排除に取り組んでいます。こうした取り組みを支えるために、多くの製品で引き取りや製品寿命延長サービスを提供する循環型システムへの移行を進めていきます。
- 2026年までにスコープ1～2で50％、2030年までに100％の炭素削減を達成し、2040年までにスコープ1～3でネットゼロを実現（2019年基準）
- 2025年までに循環型サービスを提供し、2035年にその割合を売上の40%まで拡大
コンシャスデザイン
製品の循環の可能性は、設計の段階で決まります。製品の長寿命化への絶え間ない取り組みを基に、Kvadratのコンシャスデザイン理念は、バージン素材や資源への依存を減らしながら、当社ブランドや生産パートナーのデザインの方向性を示していきます。
- 85種類のリサイクル繊維製品の収益を2025年までに売上の30％に拡大
- 2025年までに、生産廃棄物と水の使用量を25%削減（2021年基準）
- 2025年までに、当社のパッケージの中に含まれるバージンプラスチックや段ボールをゼロに
パートナーシップの成功
私たちは、インクルーシブな変革を目指して努力しているパートナーと今後も協力していきます。Kvadratは、全ての協同者が、人権、労働権、環境、腐敗防止に関する国連グローバルコンパクトの10原則など、当社のコミットメントに沿った活動を行うよう尽力しています。労働慣行、製造工程、原材料の産地に関する透明性は、再生型ビジネスとしての当社の発展に寄与します。
- 当社は2025年までにバリューチェーンの完全な透明化に向けて取り組みます
- 2025年までに、公正な賃金と責任ある生産を守るために、ティアワンサプライヤーをスクリーニングします
機会均等
Kvadratの成功は、チーム独自の強み、経験、関心にかかっています。Kvadratでは、多様性が尊重され、活躍できるような環境づくりを目指しています。当社が定める多様性枠と、構造的バイアスの排除は、長期的な文化的変化を促進し、多様性と平等を軽視しないようにするものです。
- 2025年までに女性リーダーの比率を50％に
- 2024年までに全ての親に最低8週間の有給育児休暇を提供
サステナビリティ活動
サステナビリティは、私たちのあらゆる行動の基盤でなければなりません。これを可能にするために、当社は、従業員、サプライヤー、お客様が変革に貢献できるような知識を共有し、ガバナンスの仕組みを構築していきます。
- 2023年までに4つのグローバルなKvadrat Change Maker Networksを強化し、Kvadrat内外の持続可能性を積極的に促進します
環境影響文書
当社は、質の高いデータを公開することで、事業が与える影響を伝えていきます。当社は、規制に対して積極的に取り組み、最高レベルの国際基準や認証に沿った製品および慣行を実現します。
- 2025年までに、当社繊維カテゴリー全体でEUエコラベルの認証を拡大します
- 2023年までに化学物質に関する新方針を実施します
Kvadratの取り組み
当社は、国連のグローバルな持続可能な開発アジェンダと連携し、その実現に取り組んでいます。サステナビリティジャーニーにおける6つの重点分野を通じて、私たちは具体的な行動を起こし、以下のサステナビリティ開発目標に貢献しています：